欧州建築行脚70 トルコ イスタンブール アヤソフィア
8月21日日曜日
ついにイスタンブール。旅の終着点。
アヤソフィア
とんでもなく重厚な空間が待ち構えていた。ビザンチンの最高傑作と言われる教会。いくつものドームが組み合わさり、黒い大理石の壁と共に荘厳な空間を作り出している。今までのどのビザンチン建築とも違い、柱のない大空間が連続している。大理石の黒、塗装による黒と金、フレスコ画の掠れがかった金、大空間を照らす黄色いランプ。
シスターン
地下礼拝空間。数えきれないほどの古代と思われる列柱が連なり、地面には水が張られている。この空間は大理石による柱頭を持った柱だからこそ完成した空間なんだと思う。現代のコンクリートなどでは表現ができない建築。天井から垂れる水が柱をつたい床へ。ひんやりとした空間の中で、ウェットな質感の大理石はなかなか心地がいい。ライトアップも相まって印象的。
トルコ人
トルコ人は日本語がうまい。かなりのトルコ人が日本語を話す。基本的に彼らは商売人で、客引きのやり方は大体同じ。ただ暇だったので日本語を話したいというトルコ人Davutについていくことに。ただの友達になりたいからあなたには無理矢理売ったりしないとか言いながら、かなりの頻度でトルコ絨毯とトルコ石を売ろうとしてくる笑
まぁでもわりといろいろ話して、イスタンブールを教えてもらい、チャイをご馳走してもらって、安かったから明日のPCRの斡旋もしてもらってゆっくりした。
Sokollu Mehmet Pasha Mosque
外観から見た景色とは違い、中はキリスト教会にも似た感覚。ただ、やはりドームで構成するという特徴はイスラム。青いタイルが美しい。