欧州建築行脚71 イスタンブール モスク巡り

8月22日月曜日。

イスタンブール2日目。イスタンブールは人が多すぎて結構疲れる。

PCR

ついに運命の日が来た。昨日紹介してくれたDavutの店の中で検査。検査は一瞬。鼻と口を綿棒で拭うだけ。あとは夕方の結果を待つだけ。こればっかりは祈ることしかできない。

Rustem Pasha Mosque

タイル、ドーム、ガラス、全てがバランスよく美しいモスク。上にいくにつれ青の比重が小さくなり、白をベースにした色調に変化していく。

ちょうど礼拝の時間になったみたいで、一部始終を見ることができた。何度も座ったり、立ったり、頭を床につけたり、手を上げたり。主祭壇に座る司教の人の声に合わせ、大人数の男性一同が聖地の方角を向き、礼拝する。

とても異様な感じ。相変わらず信仰の深さを感じる。もし儀式に真似して参加してみてくださいと言われたら、キリスト教のなら抵抗なくできると思うけど、イスラム教は結構抵抗がある。そのレベルで異様さが漂う。1日5回もこの礼拝を行うんだから、自分達が理解できる度合いを超えている。別にこの人達が嫌いなわけでも何でもないけど、世界には理解できない価値観もあるんだなぁと痛感する。ただ、信仰というのは人の根幹なんだと思った。

Suleymaniye Mosque

とても広々としたドーム空間。側廊の作り方が面白い。おそらく全体の大ドームを支えるためにアーチを組んでいき、アーチの隙間を縫うように廊下を取り付ける。何層にも交差させながら構造と計画を両立させ設計されているのが良かった。

全体の配置はキリストの修道院と少し違う。何層にもロの字型の回廊を巡らせて中心にモスク、その外側に学校などが配置される。いかにもイスラムらしい短形配置だと思った。

グランバザール

お土産から服から調味料から何まで何でも揃う市場のような場所。高いから見るだけで買うんじゃないぞって言われてたけどほんまに同じものが郊外に比べて4倍くらいの値段で売られている。ただ、歴史的建築がこのように今も息づいているのはいい。

PCR

PCRの結果が。陰性。よかった、本当に。その後Davidの店に行って話してたら日本人と遭遇。トルコで日本人は初めて会った。東欧を回っている彼。話し込んで、飯も食って、チルな一日。

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