欧州建築行脚67 トルコ マルマリス /イズミル
8月18日木曜日
今日は丸一日移動日だが、ついにトルコにイン。これが建築行脚最後の国。とうとうここまで来たかって感じ。道のりは長かった。ただこれでいいのか、という焦りもある。残すはあと1週間。思う存分楽しんで帰りたい。
マルマリス
ギリシャのロードス島からトルコのマルマリスへ。ビーチが賑やかなリゾート地。ロードス島からイスタンブールまで飛行機で飛べば一瞬で、効率がいい事は百も承知だが、陸路と海路にこだわり、丸一日かけてフェリーとバスを乗り継ぐ。飛行機だと、都市と都市、国から国をタイムスリップしたような気分になる。時間がいったん止まったかのような、どこでもドアを使ったかのような、そんな気分。旅の中で自分は段々と変化していく景色や土地と土地の距離感を肌で感じたい、そう思っている。
フェリーを降り、無事パスポートコントロールを通り抜け、昼飯場所を探しに街まで歩く。といっても海辺を歩くとすぐにいろんな店が立ち並ぶ繁華街が。
客引きに誘われレストランへ。マルマリス名物だというマーヴィ・イェンゲチ(青ガニ)を食す。まさかトルコで蟹を食らうとは。オリーブオイルの効いたなかなかの美味。少しクセのある蟹。かなりのご馳走を食べて1300円。トルコなかなかいいぞ。
街を散歩。パンが30円で売っている。スーパーの品々も総じて安い。幸福度はお金で決まるわけではないってよく言うけど、この物価の差は誰もがハッピーになると思う笑。
街自体はヨーロッパの感じはあまり感じられなくて、どっちかというとアジア。人柄もみんな陽気で元気。南に行けば行くほど、ジャポネ!!って日本人は可愛がられる。ヨーロッパに比べると見かけない人種なのかも。
イズミル
トルコはバス大国。基本的に移動はバスである。明日トロイヤ遺跡に行くため、イズミル経由でチャナッカレまで移動。まずは昼行で4時間かけてイズミルへ。
降り立ったイズミルは想像以上にカオスな街。意外と東京に近しい雰囲気を感じる。バス会社の看板だらけのビルがあったりでおもしれぇ。
晩御飯は人気店で。ついにケバブを喰らう時が来た!その前にうまそうな羊のスープと前菜、そしてビール!食べきれない量の料理が出てきて焦ったけど、うますぎて食べ尽くす。そしてこれで2千円を切るという破格の値段。トルコもう好き。
チャナッカレへ
海辺でゆっくりしてから、夜行バス乗り場へ。
トルコ1日目にして、かなりの豪遊ぶり。あと1週間、なかなか楽しめそうだ。