欧州建築行脚43 フィレンツェ サンタクローチェ教会 ピサ ピサの大聖堂・斜塔

7月25日月曜日。

今日は午前フィレンツェを少しまわり、ピサに向かってかの有名なピサの斜塔と大聖堂を見た後、シエナへと南下する。

サンタ・クローチェ教会

教会。木組みが刺繍のような模様で彩られ、空間としてダイナミックなゴシック大聖堂に繊細さを映し出している。

回廊。生い茂る木々と回廊が親和している。ところどころに当たる日の光が回廊を間接的に照らし、薄暗いけど気持ちは明るくなるような道。高木が回廊の中に涼しい日陰をつくり、低木がそっと足元を照らしてくれている、そんな感じ。

ピサの大聖堂

フィレンツェから1時間ほどで電車で揺られピサへ。

ロマネスク教会。3層構造のアーチとギリシャ十字のきれいなバシリカが残る。これまで装飾のないロマネスク教会ばかり見てきたけど、ピサの大聖堂は壁画、金細工、アーチに縞模様など装飾は多い。けれどゴシック教会とは違ってアーチでできた空間のため、やわらかさのある空間。ただ、厳しくはない。

キリスト教の教会と必ずと言っていいほど共にあるがキリスト教芸術。美術の方はあまり詳しくないし、建築ほど感動に至らないんだけど、壁画彫刻の迫力はやっぱりすごい。ただ見方がまだわからない、、。勉強が足りなさすぎる。

洗礼堂

円形2層の建築。天井がよくわからない、包まれているけど天井がないような、スクリーンに包まれているような不思議な感覚。リプなど構造体が見えず、高さを掴むことができない。

平面的に円形って不思議と意識が中心に向くから面白い。意識が外側に行くことってあまりない。

納骨堂

非常に明るい納骨堂。中庭を囲む回廊のような空間構成。ヨーロッパの墓って、教会の地下だったり、新たに建設された墓地だったり埋葬場所は様々。けどこんなに日の当たる場所に埋葬されてるのを見るのは初めてで、日光の下に埋葬されるのもなんだかいいかもなぁなんて思った。

斜塔

ほんまに傾いてた。ちゃんと支えてきた。

最後にコスタリカの美女と。

シエナへ

ピサから2時間ほどでシエナへ向かう。途中電車が止まった。と、思ったらfire!!って乗務員が叫ぶ。どうやら線路内で火事があったらしい。電車が1時間動かなくなった。これで今日の宿のチェックインに間に合わないことが確定。すぐさま宿に電話。シエナ到着後駅まで宿の人が迎えにきてくれることになって無事宿につける。にしてもはじめ車内で火事が起こったのかと思って焦った。

ピザ

イタリアで初めて本格的なピザを食べる。ピサじゃなくてピザ。宿の人に教えてもらったリーズナブルな店。テイクアウトすると日本でもお馴染みのピザ用の箱に入れてもらえる。なんとこのどデカい(日本のピザ屋のピザくらい)マルゲリータで5€(650円くらい)。味もボリュームも最強。

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