欧州建築行脚35 イタリア ミラノ モンダドーリ本社社屋
7月17日日曜日。
今日は朝から昼までフランスのニースからイタリアのミラノまで移動。と思ってたら電車の予約がいっぱいになってて、結局鈍行で夕方までかかることになった。
モンダドーリ本社
ミラノから電車に乗って向かうも、入れなかった。職員さんに猛アピールしてもダメ。結局外から見るだけに。
オスカーニーマイヤーによる建築。箱のボリュームに幾つもの放物線を描いた屋根がかぶさっている。とても生命的なライン。この屋根によって教会のような聖なる印象を与えつつ、パブリックな屋外空間もつくりつつ、オフィスからの眺望も作り出していると想像する。写真で見た時は、どんなえげつない建築がそびえているんだと思っていたけど、ヒューマンスケールから逸脱した屋根が気持ちよさそうなスペースを生んでいると思った。
屋根によって空がはっきり区切られているのも美しかった。スカイラインを建築で作るって面白い。
屋根と中身の箱が独立しているのはコルビュジエ建築にも出てくる。いろんな要素を分解して組み合わせていくことで多様な空間が生まれる、と最近よく感じている気がする。
トイレ
ヨーロッパにはトイレが極端に少ない。日本が整備されすぎてるだけかもしれないけど、コンビニもないし、かなり困る。今日はトイレを人生で1番ガマンした日だったかもしれない、、死ぬかと思った、、
宿
結構安かった。22€くらい。そしたら店員さんはめちゃくちゃ無愛想で、キッチンあるかって聞いたら上の階にあるって言われ見にいくと、机とレンジが一つ。これキッチン???笑